ついに、この時がやって来ました。初めてファーストクラスの飛行機へ乗る時が。一体全体、ファーストクラスのサービスは通常のエコノミーやビジネスクラスとどう違うのかレポートしていきたいと思います。
搭乗する飛行機は、シンガポールはチャンギ国際空港(ターミナル1)から、イギリスはロンドン・ヒースロー空港(ターミナル5)までブリティッシュエアウェイズ(以下BA)で飛ぶ予定でございます。
今回のレポートでは、写真が多くなりすぎたので、「BAファーストクラスラウンジinチャンギ空港編」「BAファーストクラス編」「ロンドンヒースロー・アライバルラウンジ編」の3編でお送りしようと考えています。
では、早速ブリティッシュエアウェイズのラウンジに潜入したいと思います!
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潜入!British Airways Lounge (チャンギ国際空港T1)
シンガポールのチャンギ空港では、セキュリティーチェックはボーディング直前に行われるので、出国エリアでパスポートを確認するとすぐに制限エリア内へ入ることができます。では早速ラウンジの方へ向かいましょう!入り口はビジネスクラスのラウンジと共通しています。ちなみにこのすぐ近くにタイ航空のビジネスクラスラウンジもございます。過去記事はこちら↓
ラウンジの受付を済ませると、コンコルドバー(いわゆるファーストクラスのラウンジ)のパスワードが書かれた招待状を受け取ります。4桁の数字がパスワードで、おそらく毎日パスワードを変えているとは思いますが、一応一部にモザイク加工をしております。
受付から入ってすぐにコンコルドバーの入り口が。
こちらのキーパッドにパスワードを打ち込むと、
コンコルドバーへの扉が開きます。いざ、魅惑の世界へ。
くま吾郎さん「ひらけ、ゴマ!」
中はかなり静かで、物音をたてるのに若干躊躇してしまう雰囲気。照明もかなり暗めでです。ラウンジでゆっくり過ごしたい人や、仕事に集中したい方なんかにはとても良いのではないでしょうか。
客層はほとんどが西洋人でビジネスマン風の方や、お年を召された超上品な方ばかりでした。ましてや、おのぼりさんのようにカメラを片手にウロウロしているのなんて私ぐらいでした、、、、。
暗くて見えにくくてごめんなさい。テーブルの近くにBFタイプのコンセントとUSBの充電ポートがありました。
メニューの写真は大きなサイズのままにしてありますので、見辛ければ拡大してみてください。
席に着くと、スタッフさんから「お飲みものと、お食事はいかがでしょうか?」とメニューを渡されます。
私はシャンパンとサテ(東南アジアの焼き鳥)をオーダー。
まるでレストランのように、サーブしていただけます。
さて気になるお味は・・・・、
感動する程美味しくもなく、もちろん不味くもなく、とても普通でした。「ファーストクラスだから、美味しいに違いない!」とかなり期待していただけにちょっとガッカリ。食事が不味いで有名なイギリスの会社にしたら美味しい方なのか!?(偏見)
サテ自体にはあまりほんのり甘さがある程度でほとんど味がついておらず、添え物のソースをつけて食べるとちょうど良いです。この真ん中のソース、照り焼きソースかなと想像しながら食べてみると、味が全然違いました。(笑) 黒糖の甘みが強い、独特なソースです。
ビジネスクラスのラウンジでは当然全てセルフサービスだと思いますが、ファーストクラスのラウンジでは常にスタッフさんが気を使ってくれているように感じました。飲み物がなくなったら、「また同じものをお注ぎしましょうか?」と来てくれます。
というわけで、スープをおかわり。本日のスープはほうれん草のスープ。これは美味しい。
レストランのようなサービスの他にも、ポテトチップスやサンドイッチといったセルフで用意する軽食も用意されています。
お酒類も基本的にスタッフさんがサーブしてくださいますが、セルフで用意することもできます。
紅茶が大好きなので、食後に紅茶をいただきながらまったりすることに致しましょう。
さすがイギリスの航空会社のラウンジ、紅茶の種類は豊富です。イングリッシュブレックファスト・ミントティー・アールグレイ・カモミール・スーパーフルーティーの5種類。余談ですが、スーパーフルーティティーが気になって飲んでみたら、正体は私が大嫌いなローズヒップティでした・・・。私の好奇心を呪いたい。
メーカーはトワイニング社のもの。トワイニングといえば、庶民的な紅茶のイメージがあるのですが、こちらのラウンジで用意されているティーバッグは、一般的に売り出されている物に比べて高級感がある気がします。ただの気のせいかしら?
ビジネスクラスラウンジの方も覗き見
ビジネスクラスラウンジの方は明るく、広く、椅子もたくさん用意されてあります。ただし机はなし。個人的にはファーストクラスラウンジより、こちらの雰囲気の方が落ち着きます。
ビジネスクラスのラウンジミールとドリンクたち。
こっちにもサテとソースがありますね。おそらく料理はビジネスとファーストと共通しているのかもしれません。
シャワールームで深夜のフライトに備えよう!
お食事で腹ごしらえも済んだところで、シャワーを浴びて深夜フライトに備えるとしましょう!チャンギ空港のBAラウンジのシャワールームはビジネスクラスラウンジ利用の方々と共用です。
実はラウンジへ入る受付の時スタッフさんに「20時にシャワールームの予約をしたいのだけど」と尋ねたところ。
「シャワールームの予約は一切行っておらず、来た人の順番で開いていたら入れます。ちなみに、20時というと乗り継ぎのお客様も増えて一番込み合う時間なので、それよりも前に入っておくと良いかも」とのことでした。
シャワールームの受付のおばちゃんお姉さんに、シャワールームを利用したい事を伝えると、「必要なアメニティを持って中に入ってください」と言われます。コーム・カミソリ・歯ブラシセット。
そしてコレ。いただいたは良いけれど、なんだこれは?
ビヨーンと伸びるので、おそらくこれは背中を洗うのに便利なヤツでしょう。名前は不明だ。
シャワールームはとても清潔。トイレも完備で便利です。
水圧・温度調整についても申し分無し。
手持ちシャワーはもちろん、ヘッドシャワーも選べます。一番左のモードはおそらく打たせ湯モードかな。
清潔なバスタオルとドライヤーも揃っています。そのため手ぶらで来ても、なんとかなります。
ただし、バスアメニティはシャンプーとボディーウォッシュのみ。特に女性の方は使い捨てのコンディショナーを持ち込むことをオススメします。私は持ってくるのを忘れて、かなり後悔しました。それともちろん基礎化粧品も持っていきましょう。
基本的に清潔で必要最低限な物が揃っていて大満足なシャワールームなのですが、これだけは要注意!
扉の隙間が少し開いており、水漏れしてしまいます。そのため床には絶対に物を置かないように!
最後に
ブリティッシュエアウェイズ ファーストクラス搭乗記 ラウンジ編いかがでしたでしょうか?このラウンジだけでも皆さんとシェアしたいことが多すぎて、もう3000文字書いてしまいました。
ラウンジでゆっくり過ごした後は、いよいよ機内へ乗り込みます。次回は「機内サービス編」をお送りする予定でございます。またお時間あるときにでも覗いてくださると嬉しいです。
空の旅のお供にいかがですか?
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