ファーストクラスとビジネスクラスで世界一周しております、パクチーです。世界一周もそろそろクライマックス。アジアとヨーロッパを周ってきましたが、ついにアメリカ大陸へ移動する時がやってきてしまいました。
本日のフライトはBAことブリティッシュエアウェイズを利用して、ロンドン・ヒースロー空港からロサンゼルスへ飛ぶ予定となっております。そして機材はなんと、憧れの2階建て大型機・A380-8でございます。
ただ、以前シンガポール発ロンドン行きもBAのA380ファーストクラスで移動し、そのことを記事にしたのですが、それとほとんど同じ内容です。その記事はこちら↓
そのため、今回は機材・アメニティについては割愛し、ロンドン・ヒースロー空港コンコルドルーム(BAファーストクラスラウンジ)と機内食を中心にレポートしていきたいと思います。
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ヒースロー空港コンコルドルームに潜入!(ファーストクラスラウンジ)
ロンドン・ヒースロー空港ターミナル5はブリティッシュエアウェイズ専用ターミナルとなっております。そのため、当然チェックインカウンターはBAばかり。ただ、行き先によってチェックインカウンターの場所が分けられているので、電光掲示板で自分の行くべきカウンターを確認しておきましょう。
そしてビジネスクラスとファーストクラスの乗客は、それらのカウンターとは別に専用カウンターが設けられています。ファーストクラスの場合はZone J。入り口から入って一番右端にそのカウンターがございます。
これがZone J、ファーストクラス専用チェックインカウンターです。なんという威圧感、、、存在感なのでしょう。外からの視線を完全シャットアウトです。この部屋から直通で、ファーストクラス専用セキュリティチェックとファーストクラスラウンジに繋がっています。
こちらは専用セキュリティチェックを終えてすぐのところの通路です。こちらを進んで行くと、ファーストクラスラウンジへ直結しています。
ファーストクラスラウンジの入り口では、イギリスらしくサラブレッド(?)がお出迎え。ただ、こちらは「British Airways Galleries First ラウンジ」の入り口です。私が目指す「British Airways Concorde Room」へ行くには、そこからさらに進んで行かなければなりません。
BAギャラリーズファーストクラスラウンジ。とても広く、座席が多く揃っているのにも関わらず、かなり混雑している印象です。こちらのラウンジは、ファーストクラス利用の乗客だけでなく、ワンワールド・エメラルド会員の方も利用可能となっています。
ラウンジ内の立て看板の案内に沿って進んで行けば、迷うことはないと思います。
コンコルドルームへ向かう道中、「エレミス トラベルスパ」の受付がありました。こちらのスパでは、ビジネスクラスかファーストクラスの利用者であれば、15分のトリートメントを無料で受けることができます。とても人気のサービスで、かなりの時間待たされることになりますので、ラウンジに入ると真っ先に注文しに行くのが良いでしょう。
ただ、ファーストクラスの利用者は搭乗28日前からBA公式ホームページより事前予約をすることができます。そのおかげで確実にトリートメントを受けることができるので、忘れずに申請しておきましょう。
Elemis Travel Spa | Lounges | British Airways
スパのメニューはアライバルラウンジの物と同じでした。もしよろしければ過去記事にエレミススパのメニューをアップロードしていますので、読んでみてください↓
いざ、コンコルドルームへ潜入じゃ!
コンコルドルームは、BAのファーストクラス利用者か、コンコルドカード会員の方のみ入ることを許されているラウンジです。
上2枚はワンワールドホームページより。
とても広くて、綺麗。ギャラリーラウンジより落ち着いた雰囲気のラウンジです。座席には、もちろんコンセント完備。
この写真では分かりづらいですが、なぜか暖炉まであります。真ん中の黒い四角いやつ、壁掛けテレビかなぁと思いきや、よく見てみるとその中で薪が燃えていてビックリした。揺れる炎をボーっと眺めているだけで、癒し効果があるらしいですね。
ラウンジ内に暖炉なんて、、、さすがイギリスだなぁ
コンコルド ダイニング
コンコルドルーム内には、バーカウンターは有れど、他のラウンジではよくあるビュッフェコーナーが全くありません。その代わり、コンコルドダイニングというレストランのようなコーナーが設けられています。
残念なことに私が訪れた時にはもう満席でした。「じゃあ、ご飯を頂きたいのだけど、どうすれば良いの?」と尋ねたところ、
「ここ(ダイニングルーム)でしかご飯が食べられない訳ではなくて、その辺りのラウンジソファで座って待っていてくれれば、どこでも料理を持って行きますよ。注文の時はスタッフに申し付けて下さいね。」とのことでした。
ラウンジメニュー(ランチタイム)はこちら。画像が見えにくければクリックで拡大してください。私はチキンカレーとシャンパンを注文。
ラウンジ内にバーカウンターが有り、ワインの種類も豊富でした。バーテンダーさんもいらっしゃいますので、カクテルが飲みたい方も気軽に注文できます。
本日初のシャンパンショット。
給餌さんが私の椅子までお食事を運んできてくれました。盛り付けも良い感じのカレーです。添え物はパクチーが効いてるココナッツサラダ。スパイシーなカレーとの相性抜群です。
ご飯を頂いた後、スタッフさんから「何かスナックはいりませんか?ポテトチップスやナッツなどございますが、、、。」と尋ねられ、ポテトチップス(プレーンソルト味)を追加注文。すると、わざわざ器に出してサーブしてくださいました。
本日のフライトデータ
搭乗便:BA269便
機材:エアバス380-800
出発:イギリス ロンドン ヒースロー国際空港 (LHR) ターミナル5 16:10発
到着:アメリカ ロサンゼルス国際空港 ターミナルB (LAX) 19:20着
飛行時間:11h10m
座席:2K ファーストクラス
ブリティッシュエアウェイズの運行スケジュールと、ファーストクラス料金の確認はこちらのサイトが便利です。
LHR-LAXはBAのドル箱路線、ボーディングゲート前は本日もお客さんで混み合っていました。
搭乗口にて。BAでは「ファースト」だとか「ビジネス」だとかの表示は有りません。‘いやらしい’感じがなくて良いですね。
アメニティ
アメニティポーチは前回と同じく、リバティプリントMorris柄のポーチ。中身は全く同じなので割愛します。パジャマもいただけます。
ちなみにこちら↑は前回のポーチ。プリントは一緒なのですが、若干柄の位置が違います。わかりますかね?
機内食はどうだった?
前回の機内食でお肉を注文したのですが、ちょっと微妙、、、だったので、今回はあえて野菜中心に注文してみましたが、それが結果的に大正解でした!早速機内食を見て行きましょう。
ランチタイムメニュー
↑ランチメニューよりスターターとメインコース部分を拡大したもの。(画像サイズ大きめ)
ドリンクメニューは前回と全く同じなので割愛いたします。
ランチタイムが始まります。
機内1本目のお酒はキールロワイヤルをオーダー。キールロワイヤルと言えば、シャンパンとカシスで作ったカクテルですが、ベースのシャンパンは超高級シャンパン「ローラン・ペリエ グラン シエクル」で作ってもらいました。超贅沢なカクテルだ。こんな贅沢なオーダーが許されるのはファーストクラスだけ!
定番のシャンパンショットも忘れません。ルビーのような美しい色が素敵です。普通にシャンパンを頂くのも良いですが、カシスの甘くてフルーティな味がつくことで、さらに飲みやすく、美味しくなっています。私はこちらの方が好みだな。
1品目はチーズや生ハムの前菜プレート。どれも適度に塩っ気が有り、お酒との相性が良いです。
季節の野菜のサラダ。珍しい野菜もありますが、基本的にどれもフレッシュで美味しい。ドレッシングはブルーチーズソースやディジョンマスタードから選べます。
続きましてスターターから、クリームソースのリングイーネパスタを注文。上にスライスされたトリュフが乗せられています。これは美味い!
メインコースはエビのサラダ。本当はチキンのはずだったのですが、用意ができなくなってしまったそうなので急遽エビに具材変更になってしまいました。レモンとタイムの味付けで、アジアン風味。逆にチキンよりエビの方がこの味付けは合っているのかも?
デザートはキャラメルチーズケーキ。追加で紅茶も注文しました。なんて素敵なティータイムなのでしょう。
着陸2時間前ごろになると、2度目の軽食タイムです。だけどあまりにもお腹がいっぱいだったので、フルーツだけを注文しました。
最後に
毎回同じことを思うのですが、楽しい時間程あっという間に過ぎてしまうものです。今回も10時間以上の長いフライトであるにも関わらず、一瞬で着いてしまいました。美味しい機内食を食べ、最高級なお酒を楽しみ、ベッドで横になりながら映画を楽しんでいたら、もうアメリカ。最高に素敵な時間を提供してくれる、ファーストクラスの経験はもう2度と忘れることができないでしょう。
さて、次のファーストクラスの予定はバンクーバーからニューヨークまでキャセイパシフィック航空で飛ぶ予定です。アメリカ大陸内でキャセイの便が飛んでいるということを発見した時は、それはもう興奮しました。笑 次回もまたレポートする予定ですので、よかったら覗きにきてくださいね♪
【追記】乗ってきました
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