ファーストクラス&ビジネスクラスで世界一周しております、パクチー(@xiangcai925 )です。
そしてついに私の旅のハイライト(の一つ)がやってきました。
それは、世界1位のビジネスクラスと言われているカタール航空のビジネスクラスに、ついに搭乗する時がやってきたのです!
カタールと言えば、産油国でお金持ちの国というイメージがありますが、
そんな国のフラッグキャリア、絶対豪華に決まっている。
期待MAXでいざ、搭乗!
ウッキウキで乗ってきたレポートをお届けいたします。
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スカイトラックス社がカタール航空をベストエアラインに認定!(2017年)
さて、私は冒頭でカタール航空は世界1位のビジネスクラスと申しましたが、適当に言っている訳ではありません。
ちゃんとした根拠があるのです。
イギリスの航空サービスの格付けを行なっている会社、スカイトラックス社が発表した「2017ワールド・エアライン・アワード」において、カタール航空は堂々の1位、つまり世界一のサービスのエアラインに選ばれているのです。
ちなみに日本の全日空(ANA)はなんと3位。すごい!
トップ100一覧は↑こちらの公式HPから見ることができます。
総合優勝だけでなく、「ベストビジネスクラス」部門でもカタール航空は1位を獲得しているのです。
そんなカタール航空のビジネスクラスに乗れるとなったら、そりゃあウキウキもしますわな。
【追記】2018年7月にワールドベストエアライン2108年度版が発表され、なんと今年も「ベストビジネスクラス」部門が第1位!
総合部門も第2位という好成績をおさめました。
本日のフライトデータ
搭乗便:QR0264
機材:エアバス330-300
出発:ポーランド ワルシャワ フレデリックショパン国際空港 9:25発
到着:カタール ドーハ ハマド国際空港 16:00着
飛行時間:5h35m
座席:3K ビジネスクラス
カタール航空の運行スケジュールと、ビジネスクラスの料金の確認は、こちらのサイトが便利です。
早速搭乗しましょう!
本日のチケット。素敵なチケットホルダーに入れてもらえます。(紙製)
ビジネスクラスは銀色で、ファーストクラスはカタール航空カラーの赤紫色のホルダーのようです。
優先搭乗は、ワンワールドやカタール航空の上級会員の皆さんと一緒に乗り込む訳ですが、その中でもビジネスクラスは特別扱いです。
乗り込み口でチケットを見せると、そこからCAさんが席までアテンドしてくださいます。
席に着くと、また別のCAさんが「Hello パクチー(もちろん本名の下の名前で呼ばれましたよ)」と話しかけてきてくれました。
名乗る前から名前を知られていて、覚えてくれているのにはビックリ。
そしてなんだか嬉しい。
きっと搭乗前にビジネスクラスのお客さんの情報を覚えているのでしょう。
そんな今回の私の担当クルーは、フレンドリーで笑顔が素敵なスワンさん。マレーシア出身の方。
ビジネスクラスシート探検
こちらが本日の私の座席でございます。
A330のビジネスクラスは大体どこの会社も同じですが、一列に2席-2席-2席の6席と並びます。
窓側を選ぶとお手洗いの際気を使う配置です。
今回は隣にお客さんがいなかったのでラッキーでした。
ビジネスクラスのシートピッチは横21インチ×縦60インチ(53.34cm×152.4cm)、窓3個分の広さです。
ちなみにエコノミーは横18インチ×縦31インチ(45.72cm×78.74cm)と広さが全然違う設定になっています。
背もたれは最大165度まで倒すことができます。フルフラットという訳ではないですが、少し横になるぐらいなら全然気になりませんでした。(私だけかな?)
足元は先端が細くなっている形です。広すぎるので、ランディング状態の席だと、足を必死に伸ばしてやっと足置きにつけることができます。
無理につける必要はないんだぞ。
最大まで背もたれを倒すと、こちらの足置きとドッキング。
背もたれを倒して、ゆっくり休みましょう~~。
もちろんシートの体勢はこまめに調整可能です。
隣の座席とを仕切ることができるプライバシーウォール。これで他人に寝顔を見られずにすみますね。
その仕切りの近くに読書灯。自在に照らす位置を調整可能です
右側肘掛のところ、機内エンタメ用コントローラー、USBポート、ヘッドフォン差し込み口。三ツ穴タイプって珍しいですね。
このコントローラーがなかなか便利で、メインスクリーンで映画などを見ながら、このリモコンで現在の飛行位置や現地時間等を確認できたりできます。
初めから座席にミネラルウォーターが用意されてあるのは嬉しい気遣いですね。
機内はとても乾燥してしまうため、こまめに水分補給しましょう。
お手洗い
やっぱり狭いです。ですが、お手洗いに入るたび、いつも便座に便座カバーシートがかけられていたり、ティッシュペーパーも三角折りにされているので、小まめに清掃されていることがよく分かります。
お手洗いのアメニティは、オランダのオーガニックコスメブランド「RITUAL」のもの。
こちらはハンドウォッシュ。
同じくRITUALのハンドローションとボディミスト
カミソリと歯ブラシセットも用意されています。
アメニティ類もチェックチェック
初めから座席に用意されてある、クッション兼枕。ふかふかです。縁のオリエンタルテイストの模様がオシャレ。
カタール航空カラーの紫色のブランケット。ベルベット素材で暖かいです。
裏面はコットンになっているので、布団としての肌触りもGOOD。
ヘッドフォンはもちろんノイズキャンセリング機能付き。
British Airwaysのファーストクラスのヘッドフォンと同じように、こちらもかなり優秀。雑音が気にならず、音がクリアに聞こえます。
ちなみに↑こちらは、そのBAの記事です。ヘッドフォンのことも書いてありますので、もしよろしければこちらも呼んでくださいね♪
アメニティにスリッパが無かったので、スワンさん(CAさん)にスリッパを頂けないか訪ねます。すると、
「こちらの路線ではスリッパは用意されていませんで、、、」とのこと。
ですが、その後内緒でスリッパを持ってきてくださいました!本当にありがとうございます!
本来はスリッパが無いようで、絶対にもらえるという訳では無いので、自宅から持ってきた方が良さそうです。
アメニティポーチまでもらえます!
朝・昼便で、5時間程度のフライトだったので、アメニティポーチがあることに全く期待していなかったのですが、初めから座席に用意されていたのは嬉しすぎる誤算!
周りを覗き見てみたところ、私がいただいたのはピンクベージュ色だったのですが、水色の物をもらっている人もいました。男性用と女性用で分かれているのかも?
ポーチはイタリアのバッグブランド「BRICK'S」とのコラボ。
スーツケースが有名なこのメーカーならではの、ハードケースタイプのポーチが使いやすそう。
コロンとした形が可愛いです。
ポーチはガバッと大きく開くので、出し入れしやすそう。メッシュポケットも両面についているのがイイね!
大きさはくま吾郎さんがちょうど入るくらいのサイズです。わかりづらすぎる説明である。そして彼を入れるとポーチは閉まらない。
ポーチで遊ぶのはこの辺りにしておいて、次はポーチの中身を全てお見せいたします!
靴下
ポーチの色とお揃いのピンクベージュの靴下。フリーサイズ対応。
耳栓ケース&耳栓
この謎のケースの中身には、耳栓が入っていた。ケース付きなのってすごく嬉しい!
このケースもポーチと同じピンクベージュ。
アイマスク
カタール航空のロゴが入ったアイマスク。色はやっぱりピンクベージュです。
目に当たる部分は柔らかい素材となっています。
鼻当てもついているので、鼻から光が入り込むのを防いでくれます。
マジックテープで止めるだけなので、装着も簡単。
MONTE VIBIANOコラボコスメ
化粧品アメニティは「MONTE VIBIANO」というイタリアのメーカーのもの。
こちらの会社はオリーブオイルが有名ですが、そちらの化粧品ラインなんだとか。
CITY CREAM Anti Aging Moisturizer Nomal Skin 15ml
アンチエイジングクリーム。
この手のクリームって、ベタつきがちなんですが、こちらのクリームはそんなことありません。
すぐにスッと馴染み、肌が柔らかくなります。
そのため、ちょっと贅沢な使い方かもしれませんが、顔用だけでなくハンドクリームとしても使うことを私はオススメしたい。
微かにオリーブオイルの香り(?)がします。
嗅いだことの無い香りですが、決して嫌な匂いではありません。
公式オンラインショップ(リンクは下に↓)を覗いてみると、同じものが30mlで78ユーロで売られていました。日本円にして約一万円強でございます。(2018年4月時点のレートで)いただいた物は15mlなので、なんとこのクリームだけで5千円相当!!大切に使わせてもらいます。
Castello Monte Vibiano Vecchio s.r.l.(公式HPへ飛びます)
ここで注意を一つ。気圧の関係かわかりませんが、軽くチューブを押しただけで勢いよくクリームが出てしまいますのでご注意を。
この高級クリームをぶちまけてしまって、勿体ないと悲しい気持ちになってしまいますよ。(ぶちまけてしまった人)
Hydrating Facial Mist 20ml
ミストタイプの化粧水。お化粧の上からいつでもお肌に水分補給ができるのは嬉しい!
Lip Balm
リップバームは、手に取ってつけるタイプのもの。
まるでファーストクラス!?のような機内食
続きまして、カタール航空ビジネスクラスの機内食についてご案内しましょう。
ウェルカムドリンク
席に座るとまずはウェルカムドリンクから。オレンジジュースをいただきました。暖かいおしぼりを添えて。
ドリンクメニュー一覧
例によって今回の記事でも、メニューの画像のみ大きいサイズのままでアップロードしておりますので、文字が読みにくければ拡大してください。
表紙にはエンボス加工が施されており、高級感のあるメニューです。
ワインの説明は一銘柄につき1ページ、しかもボトルの写真付きで、とてもわかりやくて良いですね。
離陸してすぐドリンクサービスが始まります
私はまずシャンパンロゼを注文。提供されたワインは、フランスの「ランソン ロゼラベル」
↓後日アマゾンで料金を確認してみたところ、びっくりするほど高級という訳ではないですね。もちろん自分では買えないような代物ですが。
もちろん担当CAのスワンさんが注いでくれます。
ビジネスクラスに乗った誰もが撮影するであろう(?)、シャンパンショットをパチリ。
良い泡してますねぇ。
お酒のアテは温められたナッツ、きちんと小皿に入れられてサーブされます。
ナッツリターン対策してますな。
機内食メニュー一覧
機内食メニューもドリンクメニューと同様、高級感のあるエンボス加工が施されています。
離陸前にメニューを手渡され、何分かすると注文を聞かれます。
機内食はアラカルト式となっており、アパタイザー・メイン・デザート問わず好きなものを好きなだけ頼むことができます。
例えば「メイン3種全部食べたい!けど多すぎるからアパタイザーは全部抜きにしよう」だとか、
「メイン料理に食べたいものが無いから、代わりにアパタイザーを全部頼もう」だとか
そんな極端な注文にも対応してくれます。
私は「アパタイザーとスープ、メイン、デザートから一種ずつ。チーズは要りません。」とオーダー。
そしてアルコール以外の飲み物も機内食メニューの中に書かれてありました。
モクテル(ノンアルコールカクテル)が豊富なのがイイね。
アルコールが飲めない人はもちろん、機内でお酒を楽しみたいけど悪酔いしちゃうから…って方にも嬉しい配慮です。
お食事のお時間です)
お食事の時間になると、CAさんが机を用意しランチョンマットを引いてくれるのは、どこの航空会社でもやってくださいますが、膝にまでナフキンをかけてくれるのはカタール航空だけ!(少なくとも私が今まで乗った航空の中では)
前菜:スモークサーモンとポテトサラダ
驚くべきことに、ファーストクラスと同じように1皿ずつ順番にお食事を運んできてくれます。
盛り付けもオシャレです。
前菜:アラビックパン
アラビックパンと3種のソース。
上からタブーリ(セロリとトマトの和え物)・ムハンマラ(唐辛子とナッツのペースト)・フムス(ひよこ豆のペースト)。
ちょっと何言ってるか分かんないですけど。
正しい食べ方がわかりませんが、私はパンの上にソースを乗っけていただきました。
気になるお味は…うーん、初めての味。
口馴染みのない味であまり美味しいとは思えなかった。
スープ:カボチャのポタージュスープ
これは本当に絶品でした。
濃厚なカボチャの味わいが美味しすぎる。
出来立て熱々の状態で提供されるのが美味しさUPの秘密かも。
メイン:アラビア料理、チキンとマクブース
機内食ではできるだけその航空会社の所属する国の料理を食べようとするのが私の密かなポリシー。
という訳で、聞いたこともないアラビア料理を注文してみました。
マクブースとは、カレーとよく似たスパイシーなソースと、そのソースで作った炊き込みご飯のこと。
初めて食べたけど、これは美味しい!
チキンとスパイシーなソースの相性も抜群です。
次はデザートの予定でしたが、ご飯の時間ではメイン料理を食べている時点でお腹が限界だったので、見送りました。
その代わり、ランディングの1時間前にデザートをサーブしてもらうことに。
こういった機内食のフレキシブルな対応がビジネスクラスならではです。
おみや:ゴディバのチョコレート
食後のお土産にゴディバのチョコレートをいただきました。
チョコレート二つ入りです。お味は説明するまでもなく、美味でございます。
デザート:パンナコッタ
パンナコッタは濃厚ミルクなお味で甘くて美味しい。
幸せの味だー!!!
マンゴーとパッションフルーツのソースは、酸味があって甘いパンナコッタとよく合います。
パッションフルーツの種がソースの中に入っており、サクサク食感。
そして一緒にいただく飲み物はモクテルのパイナップルマルガリータ。
グラスの縁に塩がついていて、まるで本格的なカクテルみたい。
だけどもちろんノンアルコールです。
オレンジとパイナップルジュースの酸味が、ジンジャーエールの炭酸との相性抜群!
飲み物でチャイが用意されてあるのは珍しい。
さすが中東系エアラインですね。
ホッと一息つきたい時にピッタリです。
優先入国審査
飛行機を降りてからもまだ、ビジネスクラスの恩恵にあずかれます。
ビジネス&ファーストレーンを使って入国審査へ並ぶことができ、一般レーンが長蛇の列ができている時でも楽々スルーすることができるのです。
最後に
いやぁ、カタール航空のビジネスクラス、最高じゃったー!!!
世界一のビジネスクラスとは伊達じゃない。
絶対にもう一度カタール航空に乗る!と強く心に決めた体験でした。
この記事を読んでくださったあなた、きっと飛行機好きでしょう?
次にヨーロッパへ旅行へ行く時は、悪いことは言わないので是非一度カタール航空に乗ってみてください。
絶対大好きになるから。
航空券のお申し込みと航空料金の確認は公式ホームページから
上質のサービス、そしてとてもお得な運賃。
カタール航空で快適な空の旅を。
「プレミアム」と書かれているものがビジネスクラスの料金です。
「上質なサービスをお得な運賃で!」というのがカタール航空のキャッチコピーのようですが、まさにその通りですね。
私個人の感想ですが、正直なところBAのファーストクラスよりもカタール航空のビジネスクラスの方がサービスが良いように感じました。(小声)
さて、次のレポートはカタール航空のファーストクラスに搭乗予定です。しかも大型機種A380-8に乗れるのです。ビジネスクラスで、しかもA330という若干古めの機材でここまで素晴らしいのだから、次のフライトへの期待値がどんどん上がりまくりでございます!!
もしよかったら次回のフライトレポートも見てくださいね♪
(追記)乗ってきました。
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