どうも!
飛行機と旅行が大好きすぎて、世界一周してきてしまったパクチー(@xiangcai925 )です。
「世界中の航空機を乗りつくしてやる!」と秘かな野望を持っております。
さて今回ご紹介するのは、韓国の大手航空会社の一つでANAと同じスターアライアンスに加盟している「アシアナ航空」の関西国際空港−韓国仁川国際空港間の短距離線搭乗レビューを往路復路共にお届けします。
実際に乗ってみた感想を正直に申しますと、
トランジット利用ならともかく、韓国を目的地として行くならば「おそらく次はアシアナ航空ではなくLCC(格安航空会社)で行くだろうな」と思います。
ドリンクサービスはショッボいし、まさか機内エンタメがないとは思いもしなかった。
ただ、機内食だけは最高に美味しかったのでそこだけは救い。
アシアナ航空は一体どのようなサービスなのか、詳しくみていきましょう。
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利用機材:A321-200
画像はアシアナ航空公式ホームページより
私が往路復路ともに利用したのは、共にエアバス社のA321-200という機材です。
関空発・羽田発などといった短距離路線でよく使われており、ハッキリ言って「小型でショボい機材」なのですが、その機材の中でも大きく当たりとハズレがあるんです。
今回は運良く当たりのパターンとハズレのパターンの両方に乗ることができたので、どちらも詳しくレポートします。
短距離線のシートはこんな感じ【往路】
画像はアシアナ航空公式ホームページより。画像クリックで拡大
ハズレパターン。
見てわかるようにビジネスクラスのシートの設定がなく、全てエコノミークラス。
そのため座席数は多めの全200席。
シートピッチ |
31〜32インチ(78.74cm〜81.28cm)
|
---|---|
シート幅 |
17.8インチ(45.212cm)
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座席はこんな感じ。
小型機でよくある3-3の並び。ふかふかクッション系のシートです。
残念ポイントその1。
上の写真は座席前面部分を撮影したものなのですが…。
そうです、機内エンタメ用の個別モニターがないのです、、、。
こんなの、国内線やLCCと変わらないじゃないか…。
オーディオプログラム用のコントローラーは、肘掛部分に用意されているのですが、それを聞くためのイヤフォンすら配られません。
この機材に当たってしまったら、機内エンタメが全くないので、amazonプライムビデオ で映画の1、2本事前にダウンロードしておけばよかったとプチ後悔。
参考リンク
amazonプライムビデオ
共通モニターは一応あるのですが、ゴルフ講座の映像がひたすら流れていました。マジで一部の人しか得しなくて笑う😂
韓国の美人ゴルフプレイヤーが日本でも人気ですが、やはり本国でもゴルフは大人気のスポーツなんでしょうね。
ガッカリの極め付けはコレです。(機材は関係ないけども)
前面ポケットにゴミが入りっぱなし。清掃が行き届いていません。
短距離線のシート紹介【復路】
画像はアシアナ航空公式ホームページより。画像クリックで拡大
当たりパターン。
座席自体は往路と同じく3-3の並び。あまり違いはなくて、ビジネスクラスの有無ぐらい。
シートピッチ |
31〜32インチ(78.74cm〜81.28cm)
|
---|---|
シート幅 |
18インチ(45.72cm)
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ただし全然違うのは、座席の前面部分。その違いは一目瞭然!
機内エンタメが有る〜〜!!!よかった〜!!!
しかもそれだけではなくて、各席にUSBポートがありましてスマホの充電も可能!
3座席に2つ、ユニバーサルタイプ(どんなコンセントでもさせるタイプ)のコンセントが座席の下部分に用意されて有るのもありがたい!!
同じ機材でもここまで当たりハズレがあるのか…。
共通部分 / アメニティ
頭上の読書灯部分。よくある普通な感じです。
エアコンは長距離バスのように自分でくるくる回して風量と風向きを変えられるタイプ。
アメニティのブランケット。
薄手の生地で、グレー地にアシアナのロゴというシンプルなデザイン。
エアコンの寒さをしのぐだけなら問題ありません。
これは美味!アシアナ航空の機内食
これまでなかなか辛口なレビューばかりしてきましたが、ガッカリな部分ばかりというわけではありません。機内食だけは、とっても美味しいんです。
往路と復路、どちらも紹介します。
短距離線の場合、こちらの紙製のちょっと小さめなランチボックスと、スプーンセットを配られます。
事前に特別食(ベジタリアン食やムスリム食など)を事前申請していない限り、機内食は1種類のみで選ぶことができません。
ドリンクサービスはショッボいです。
CAさんが引くカートには、オレンジジュース、コーラ、水の3種類しか置かれていません。
パカっ
ボックスを開けたところ、こんな感じでした。
ぱっと見ではよくわかりませんが、においは確かにカレーのもの。食欲をそそります。
一口食べてみると、なんだか懐かしい感じの甘口カレーです。
レトルトのポケモンカレーみたいな味と言えば、伝わりやすいはず?
面白いのは、添え物にコチュジャンがついてきたこと。
えっ!?カレーにコチュジャンをかけて食べろということ!?
韓国人ってやっぱり辛いものが好きなんだなぁ〜。
と若干驚きながら、コチュジャンカレーとやらを試してみました。
あれ!コチュジャンの辛味って、意外とカレーと相性いいんじゃん!!!
カレー自体は甘口なので、辛いのが平気な方は怖がらずに試してみて。辛味は調整できるし。
そのヤミツキな美味しさは、日本に帰ってもマネしたくなるレベル。
基本的には満足な機内食なのですが、ちょっと量は少なめ。男性は絶対に物足りないかも。
私の場合乗り継ぎ利用でアシアナ航空を利用して、晩御飯を機内食で済ませようとしていたんですけど、夕飯がわりにするには少なすぎました。
もし可能なのであれば、空港ラウンジで腹ごしらえしておくのが吉。
参考リンク
世界中の空港ラウンジが使い放題になる特典付き。
超オススメ!【楽天プレミアムカード】
帰りの便は唐揚げとピラフの入ったお弁当でした。
もちろんこちらにも後付けコチュジャン付き!
からあげ×コチュジャンの組み合わせも、意外とうんま〜!!
まとめ
機材によって当たりハズレがあるとは言え、LCC(格安航空券)とほぼ変わらないサービス。ドリンクは3種類しかなくてショボし、何より機内エンタメが全くなかったのはガッカリすぎる。
ちょっと辛口なレビューになってしまいましたが、私は仁川空港が大好きなんです。
乗り継ぎ利用としては世界最高の施設だと思っています。
そのためトランジット利用でアシアナ航空を利用するのは、直行便の次に最良の選択と言えるでしょう。
しかし逆を言えば、韓国へ行くだけならば、わざわざ高いお金を出してまでこの航空会社に乗りたいとは思えません。
LCCでじゅうぶんというのが私の結論です。
この航空レビューがあなたの旅の助けにちょっとでもなれば、幸いです。
私が大好きな、仁川空港の無料でおこなっている神サービスの紹介はこちらの記事から。
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