My Frist Class XX

ファーストクラスで世界一周した経験のある筆者が、飛行機レポートや、観光情報などを書いています。またファーストクラスに好きなコトについて雑多に発信。

ブルネイって国、知ってる?ロイヤルブルネイ航空エコノミークラス搭乗記

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さていきなりですが問題です。

Q:東南アジア諸国連合(以下ASEAN)にはただいま10カ国が加盟していますが、その加盟国すべてをお答えください。

 

インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイ、シンガポール、マレーシア、カンボジア・・・ミャンマーと、そしてラオス・・・・・。

この9カ国ぐらいまでは割とすぐ答えられると思うのですが、最後の1カ国だけがわからない。なんて方多いのではないでしょうか?私は今まで知らなかった!(威張るな)

そうブルネイこそ、ASEAN最後の1カ国で、今回お送りする飛行機搭乗記は、そのブルネイのナショナルフラッグ「ロイヤルブルネイ航空」のレポートです。

 

私は「ファーストクラスとビジネスクラスで世界一周旅行してくる」という謳い文句で今までブログを書いてきましたが、今回の飛行機はエコノミークラスです完全にキャッチコピー詐欺である。

過去のビジネスクラス搭乗記もよかったら見てください・・・。

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ブルネイってどんな国? 

なかなか搭乗記に進みませんが、ブルネイをご存知無い方のために、簡単にご説明させていただきますね。

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ブルネイはこの円で囲まれているところだけ、というとても小さな国です。三重県と同じくらいの大きさなんだとか。ちなみにブルネイがある島はボルネオ島と言い、ブルネイの他にもマレーシアとインドネシアも領有権があります。

とても小さな国ですが、石油や天然ガスといった資源に恵まれ、かなり経済は潤っているのだとか。そのおかげで国民は所得税や住民税は課されていない上、教育費や医療費なんかもすべてタダ!羨ましすぎますね。

実際に行ってみると、国民もそんな環境で心に余裕があるのか、優しい人が多い印象でした。横断歩道のない道路を渡ろうとしたら、絶対車を止めて渡らせてくれました。(ブルネイの前は道路状況が最悪なベトナムにいたので、余計に感動した。)

また、国民のほとんど(78.8%)がイスラム教徒です。私はブルネイが初めてのイスラム教国家だったのですが、初めは「イスラム教徒以外の人物(の特に女性)はどんな扱いを受けてしまうのだろう」と国際的に物騒な事件の影響で、悪い先入観を持ち、内心ビクビクしながら入国しました。しかし初めて訪れてみて、そんな偏見はひっくり返されました。本来イスラム教の教えでは「他教徒を受け入れる」とされているのですね。実際に行ってみないと、ムスリムに対して悪い偏見を持ち続けていただろうから、そういう意味でも行って良かったと強く思います。

日本からの直行便は全くなし(2018年3月の場合)

上で書いたように、かなり住民は優しくて、治安も良いので、すぐにブルネイという国が大好きになりました。日本ではあまり有名な国じゃないのが勿体無い!皆に行って欲しい!

・・・のですが、日本からブルネイへの直行便は全くありません。日本から行くとしたらシンガポール航空やマレーシア航空で乗り継いで行くのが一番楽チンかもしれません。

今回ご紹介する、ナショナルフラッグ「ロイヤルブルネイ航空」を利用するのであれば、韓国や中国・上海、タイと言ったロイヤルブルネイ航空が乗り入れている国で乗り継ぐ必要があります。

超朗報!!成田空港からの直行便が就航(2019年3月より)

【2019年3月16日追記】
日本からブルネイ(バンダルスリブガワン)行きの直行便は、上記の通り今までなかったのですが、2019年3月よりロイヤルブルネイ航空の成田空港への就航することが発表されました!
ブルネイは魅力的な観光地なので、直行便が追い風となって日本人観光客もどんどん増えることでしょう。

ロイヤルブルネイ航空の運行スケジュールと、料金最安値の確認はこちらのサイトが便利です。

航空券徹底比較『スカイスキャナー』

ロイヤルブルネイ航空エコノミークラス搭乗記

前置きが長くなってしまいましたが、やっと本題の飛行機搭乗レポートです。今回のフライトの話をしましょう。

記事を分けた方が良かったんじゃね?

 

フライトデータ

フライトナンバー:BI384

出発地/時間:ベトナム ホーチミン タンソンニャット国際空港(SGN) / 20:00

到着地/時間:ブルネイ バンダルスリブガワン国際空港(BWN) / 22:55

飛行時間:1h55m

機材:A320

お客さんのほとんどがブルネイ人と思われます(女性がヒジャブを巻いていたため、そう判断)。ベトナム人と思われる人もチラホラ見える程度。

ボーディング開始

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ボーディング開始すると「グループEの人だけどうぞ〜」とお姉さんが案内。なんのことかと思っていたら

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チケットにボーディンググループが書かれていました。私はグループC。前の方の席だったので後から案内されました。

ロイヤルブルネイ航空のシート

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画像はロイヤルブルネイ航空ホームページより

私が登場した時には、もうすでに沢山の人が乗り込んでいたため、撮影は控えました。LCCよりは狭くないけど、それでも窮屈に感じます。2時間弱のフライトなので問題ないですが。

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そしてこちらはビジネスクラスのシート。

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離陸前に安全祈願のコーランが流れ、周りのイスラム教徒たちは手を組んでお祈りしていました。出発前から旅行気分が上がります。

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アメニティのヘッドフォン よくあるやつです

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前の座席に謎の枠?があったので調べてみると、

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正体は鏡でした。これはイイネ!

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パーソナルスクリーンは無く、音楽チャンネルのみ。まるで日本の国内線のようだ。

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音楽以外だと、共用スクリーンでコメディドラマが流れていました。私の時は「フレンズ」と「ビッグバンセオリー」でした。

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機内エンタメが貧弱な代わりにこんなものが用意されていました。事前にロイヤルブルネイ航空の公式アプリをダウンロードしておけば、高度10000フィートに達した時(=ベルト着用サインが消えたぐらいの時)から、自分のスマホ・タブレットから映画を楽しめるサービスがあるようです。※自分のヘッドフォンを持ってくる必要あり。こんなサービスがあるのを調べてなかったので、ダウンロードしてなかったーー!!!だから試せてないです。泣

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その映画も豊富です。見たかったなー。

機内食 

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本日の機内食は「ビーフシチューとライス」か「チキンパスタ」から選択できます。私はシチューを注文

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ひよこ豆のトマト煮込みとシチューとサフランライスのコンボ。シチューは煮込まれすぎな感じがしたな。そこそこ美味しかったけど。

トマト煮込みは想像通りの味で安心して食べられた。

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デザート(と言って良いのだろうか)はミルクチョコレート。海外でありがちな、甘すぎるチョコということは無く、口に合います。

晩御飯がわりにするには量が少ないかも。空港で軽食を食べておくか、オヤツを持ち込んでおくといいでしょう。

マイナスポイント

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ほとんどのお客さんがブルネイ人だからなのか、機内で事前に入国審査カードを配ってくれないのはマイナス。

イミグレでカードを記入する無駄な時間ができてしまった。夜遅い到着だったので、少しでも早くホテルに行きたかったのに。

最後に

なんだか辛口気味のレビューとなってしまいましたが、皆さんには是非ブルネイへ訪れて欲しい!

ブルネイでは七つ星ホテルに泊まりまして、とんでもなく素晴らしい体験ができたことも、ブルネイが大好きな理由の一つです。次回の記事ではその七つ星ホテルの体験を記事にしたいと思っていますので、よろしければまた見に来てくださいね〜。

【追記】行ってきました。